ライフサイクル
[ライフサイクル的思考]
ある製品について、ゆりかご(原材料生産時の資源・エネルギー消費など)から墓場(最終的に廃棄処理されるときの環境負荷)までの一生涯(ライフサイクル)における環境に及ぼす影響をすべて算出し、総合的見地から環境負荷の軽減を進めていくための評価手法です。
例えば、家電製品等の利用による二酸化炭素排出量について考えたとき、使用時の電力消費による排出量だけを加算するのではなく、製造時や廃棄時に必要となる電力等も考慮して考えるという方法であり、その結果はもちろん大きく異なることが報告されています。
国際標準化機構では、ライフサイクルを通じた環境影響の評価(LCA)は以下の4段階からなると定義しています。
- 目的と調査範囲の設定(1)
何について、何のために、どのようにして評価するかを定めます。 - インベントリ分析(2)
(1)の範囲で、製品ライフサイクルの各段階で投入される資源・エネルギーの収支を分析します。 - 影響(インパクト)評価
(2)で得られた環境負荷項目について、環境への影響を評価します。 - 解釈
評価方法やデータの品質などを考慮して、LCAの結果を解釈します。
